北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「2」・・・遥かなる大地

自然は人類を二人の君主、つまり苦痛と快楽の支配下においてきた。
〜ジェレミ・ベンサム〜

 

事の発端 は コチラから。

 

北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「1」
出港の時 は コチラから。

 

 

 

 

北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「2」
遥かなる大地



いつもフェリーから上陸する瞬間は高揚する。
北の大地に降り立つ瞬間。
一日目のスタートは晴天。
ただ、明日からは荒れる予報が出ている。
兎に角、今日のうちに距離を稼がなくてはいけない。
時間は14:00を過ぎている。
今日中に稚内に到達できるのか?



スタート時から気になっていたオイル漏れ。
おそらくプライマリーオイルが漏れている。
出発前に整備に出したが、直りきらず。
ルートを変更して、旭川のディーラーに立ち寄り オイルを継ぎ足す。

既に、日が傾いてきている。。
ここからの距離、、想像するだけでコワイ。。

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それでも、走りどころだけは抑えたい我々。
最短距離を選ばずに、アドヴェンチャーを選択。
これだけで、一時間〜二時間はロスする(笑)
それでも走りに来たからには、大地を感じたい。

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今回の旅。
風になる。
だからヘルメットは半ヘルのみ。
雨が降ってもレインスーツは着ない。
どんなに辛くても。
自分との約束。

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まだ、一日目の行程1/3程度。
日は暮れ始め。
美しい景色に感動する反面、これから先の不安に苛まれ。


特徴的な、緩やかなワインディングロードが続く。
スピードはいらない、ただ着実に前に向かう。
ワインディングの楽しさにかまけて、立ち上がりでアクセルを多めに開けてしまう。
ダメダメ、本当にガソリンが無くなるよ。


そして、何故かはぐれる。
人の気配は感じないが、何だか野生動物に見られている気配は感じる。
一人寂しく、仲間の合流を待つ。
気温は10度を下回り、なんとか見つけた自動販売機に"HOT"は存在しない。



合流してから、ただひたすら進んだ。
ガソリンはリザーブに。
野末号のサブタンクにも、少量のガソリンしか残っていない。
本気で野宿になるかと思った。
だから、画像も動画も残っていない。
ソレくらい、みんな必死だった。

左には海を感じ、右には原野を感じる。
ただ、何も見えない。勿論街灯は無くなり、漆黒の闇が続く。
ヘッドライトだけが頼りだ。
『鹿飛び出し注意』
の標識が至る所に現れ。
来る時に備える。
一瞬の判断ミスで、三台とも粉々になる。
ただ、ある程度のスピードは維持したい。


どうやら、このような道を進んでいたようだ。
想像してみて欲しい。
このような道が、漆黒の闇。
その路肩に停車して、サブタンクから1リッターずつガソリンを汲み上げ
皆で分け合う俺達。
気温は10度以下。
宿泊場所までどれだけ時間が掛かるか、、、わからない。
アドヴェンチャーだと思わないか?

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どうにか宿泊先に到達したのは23:00を過ぎていた。
無休憩で走って7時間超えの表示が出るのに、旭川でオイル交換やってみたり
途中でガソリンを分け合ったり。
勿論、休憩しないともたない。
何故かはぐれたりもした(笑)

この距離の移動、14:00過ぎからやるもんじゃない。
ただ、誰一人泣き言を言わなかった。
そりゃそうだ、俺達は冒険しに来たんだ。
はっきり言ってやる、明日も明後日も観光らしい観光はほんの一瞬だ。


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歳を重ねるにつれ、経験値は増える。
経験値が増えるにつれ、見えない物事への恐怖心が減る。
しかし、経験した事の無い、予測しがたい物事へ直面した時。
若かりしあの時よりも、感じる恐怖は大きい。

その恐怖と不安を感じる為に、ここに来た。
日本国内でそれを感じるのは難しい。
もし車で同じ事をやっても、何も感じないだろう。
バイクでないといけない理由がそこにあり。
それに立ち向かう為の装束を身につける。

北の大地は、ただ雄大なだけではない。

人間を試す場所であり。



北の国から2016 〜宗谷アタック〜「3」・・雨を感じろ へ続く
 

 

TEXASより。

 皆様こんにちは楽しいMUSHMANS代表の藤田ですグッド

 

梅雨空の合間をぬって太陽が顔を覗かせると、朝から晴れている日よりも気分がイイですね。

この時季はどうにか天気のいい日はバイクで出かけたい衝動に駆られます。

という事で、7月6日(水)はツーリングに行こうかとMUSHMANS MC の愉快な仲間達と企てております。

行き先は今のところ未定ですが、「俺も行くぜ」って方がいらっしゃいましたら御一報ください。是非ご同行いただきます。

ただし、最近MUSHMANSで遅れて流行りだした(笑)ハーレーメインのツーリングです。

ぶっ飛ばしたい方はチョット物足りないかも?

要所要所ではお相手出来るかとは思いますが笑

※ちょっとでも降雨の予報があった場合は中止です※

 

さて、そんな夏が待ち遠しい今日この頃でございますが、テキサスより粋なアイテムが入荷いたしました。

MUSHMANS別注モデル、今年は何だか多いですね。私自身が楽しんでいる証拠なのですが、お付き合いいただけますと幸いです↓

 

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SOS from TEXAS × MUSHMANS

100% ORGANIC COTTON

100% NATURAL DYE

S/S T-Shirts

[NATURAL/SUMIKURO]

NATURAL---3,800yen with out tax

REAL SUMIKURO---4,800yen with out tax

 

米テキサスに拠点を置くオーガニックコットンを使用したアイテムを作り出すブランド

【SOS from TEXAS】のT-Shirtsを、MUSHMANS独自のアレンジでリリースするアイテムです。

このSOS from TEXAS(以下SOS)の作り出すオーガニックコットンのカットソーは

アメリカの良心を感じる仕上がりが魅力。

大切に大切に育てられた、無農薬有機栽培の綿花を使用したファブリックは独特の風合いを持ちます。

それは手触りといい、見た目の印象といい、青空と土と雨を感じるものです。

 

モノとしての魅力。

派手ではないし、これといってディテールに珍しさは無い。

それでも感じる魅力。

それは地球を感じるからなのかもしれません。

人間としてアイデンティティー、動物としてのアイデンティティー。それなのかもしれません。

 

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NATURAL

 

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REAL SUMIKURO

 

今回リリースするカラーは二色。

ひとつはNATURAL、文字通り綿花の色そのままのカラーです。

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画像では伝わり難いかもしれませんが、ネップ感を楽しんでいただけるファブリック。

さらに、その手触りは程好いウエット感を保ち、着ていて気持ちの良さを実感するものです。

SOSの魅力を存分に味わいたい方は、こちらのNATURALがおススメです。

 

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変わってこちらのREAL SUMIKURO。

MUSHMANSでも人気の高いSUMIKUROですが、今回本気の墨で染めてみました。

墨汁を主成分として、100%天然由来の成分で染め上げております。

だから、本当(REAL)[SUMIKURO/墨黒]なんです。

しかも日本に輸入してきてから、国内で染めております。

そりゃもう、手間でしかありません。

ベースは前述したNATURALですから、反対色です。しかも天然由来の成分のみで染めようと思うと

そりゃもう大変な時間がかかります。

最初に上がってきたサンプルはライトグレーみたいな色でした。

それぐらい染まらないんですね、頑張ってもらってここまでの発色になりました。

ただ、勿論色ムラは凄まじいです。

それが狙いで天然染にしたので、私は極めて満足ですが、色ムラが嫌いな方はおススメしません。

また、染色堅牢度は極めて低く、洗濯時の移染はインディゴと同等とお考え下さい。

こうやって注意書きを記載していると、ワクワクします。

ソレ位、経年変化が楽しめるって事ですので、ご理解ある方にはたまらないと思います。

大手のセレクトショップでは絶対に扱えない代物です。

 

 

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実は、手間暇かけたのは染色だけではありません。

 

このSOS、サイズ感がアメリカ物には珍しく身幅の寸法が比較的タイト。

日本人の体型にもマッチします。

ただ、、着丈だけ妙に長いんですね。

全体的にイイ感じなのに、このポイントだけで台無しになります。

 

ですので。

切りました。

日本国内で着丈上げております。

 

これによって、普通に着ていただけるようになりました。

 

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もちろん、REAL SUMIKUROも同様に着丈を調整しております。

ですので、このリアルSUMIKUROの方がコスト高。

NATURAL---3,800yen

REAL SUMIKURO---4,800yen

の理由はそこにあります。

 

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それでは着てみます。

画像の人物はサイズMを着用。

 

適度なサイズ感になっております。良い意味でアメリカ的なサイズ感は残っておりますし

襟ぐりの寸法なんかは、真夏に最適なユルさです。

まだまだ新品ですので、求めている色ムラはこれからといったところですが

REAL SUMIKUROの真価が発揮されるのはこれからです。

 

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こちらNATURAL。

未洗いの状態で撮影したので、ちょっと着丈が長く見えますが

販売時はワンウォッシュしておいてありますので、REAL SUMIKUROと同様の着丈になります。

適度なアイボリー感がイイです。

ちょっと肩の落ちるパターンも、最近無かったシルエットですのでアメリカを感じますね。

今年のFuji Rockはこれで行こうと決めました。

 

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オーバーオールとの相性もバツグンですね。

 

そうそう、女性のお客様へむけて[YOUTH L]をご用意しました。

所謂XSです。是非お試し下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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SOS from TEXAS × MUSHMANS

100% ORGANIC COTTON

100% NATURAL DYE

S/S T-Shirts

[NATURAL/SUMIKURO]

NATURAL---3,800yen with out tax

REAL SUMIKURO---4,800yen with out tax

 

 

全部で100枚作りました。

でも、結局来店される皆様が二色買いされる比率が多い。

ちょっと作り過ぎかな?なんて思いましたが、二色買いいただくと50名様分しかないのか。

と、ちょっと数出しの感覚がわからなくなります(笑)

 

アメリカの良心と、我々の良心。

両方感じてください(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


イベント開催のお知らせ&限定企画アイテムの御紹介!!

 皆様こんにちは楽しい MUSHMANS代表の藤田ですグッド

 

週末リリースとなりました【MUSHMANS×Rios of Mercedes FORCE-3】大変ご好評いただきまして、ありがとうございます土下座

納期の関係もあり、予約受付無しでのリリースとなりまして御迷惑をおかけした点もございましたが、お蔭様で完売サイズがかなり出てきております。

残っているサイズも、一足ずつ程度となっております。

基本的に今回のカラーは今回限りの限定色でございますので、気になっている方はお早めにエクステンション

 

話は変わって・・

 

今朝はカラっと晴れ渡り、気持ちの良い朝でしたので バイクで出勤してみました。

私の乗り物は基本的に全て排気効率が良く、一般的に言いますと『うるさい』。物好きから言わせますと『良い音』。の乗り物しかございません。

特にバイクは所有者からしても申し訳ないと思える排気音。

 

子供の頃から、そういった乗り物が大好きで、子供心にそういった乗り物が信号待ちしていると廻りの友人達と羨望の眼差しで見ていた記憶がございます。

最近のお子様達はと言いますと、そういった乗り物にあまり興味が無いのか?嫌悪感を持っているのか?

「うるせ〜」とか「コワイ」とか、大きな声で言っているのが聞こえますね(笑)

 

今朝も、信号待ち中に保育園なのか幼稚園なのかわかりませんが、小さな子供達が大勢信号を渡っておりました。

私もちょっと気兼ねして、アイドリングの回転数を低めにして信号待ちしておりました。

そんな中、珍しい事に一人の幼児が大きな声で「カッコイイ〜!ねえ見て見て」と。

まだ、うるさい乗り物に興味を示す子供もいるんだなぁ〜、と思っていると。

「すげ〜カッコイイよ、ね、あのヒゲ」・・・・と・・・廻りにいた子供達も「本当だぁ〜、ヒゲかっこいい〜」

 

って、オマエらヒゲかよ怒り

 

と、最近の子供は乗り物よりもヒゲなんだなぁ、、と新たな発見がありましたとさ笑

 

 

 

 

さて、気を取り直して、今週末開催いたしますイベントのお知らせですびっくり

 

 

 THE Y.M.Walk on
2016-17 FW Collection Exhibition


日時
2016年7月2日()・7月3日() 2days

場所
MUSHMANS 店舗
 

 

19世紀後半から20世紀前半のワーク・アウトドア・ミリタリー・ドレスウエア

激動の社会変化と共に生まれたクロージングを、現代のファッションシーンに当てはめ

高いファッション性と、満足度の高いディテールに落とし込む。

 

当時の衣服に敬意を払い、空気感を壊すことなく、かつ身体に馴染む

毎日でも着たくなる"洋服"

 

それを目指し作りこまれるアイテムの数々。

 

MUSHMANSでもファンの多いブランドである"THE Y.M Walk on"

2016秋冬コレクションの内見会を開催いたします。

 

 

そして、今回は秋冬コレクションの受注会と共に、現在リリースされているアイテム

のトランクショーも同時開催いたしますびっくり

 

人気のSea Island Cottonシリーズは勿論の事、今着られるアイテムも多数出品されますよ手

7月2日(土曜日)に関しては、WALK ONスタッフ植木氏もMUSHMANS店舗に来店いただき

その拘りの全貌についてご説明いたします。

 

 

そしてびっくり

 

このイベント開催時にリリースとなります特別企画アイテム↓

 

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THE Y.M. WALK ON×MUSHMANS

3/4 GRANDAD SHIRTS

140/2 Sea Island Cotton

WHITE

 

毎回好評いただいております、WALK ON×MUSHMANS "Sea Island Cotton"シリーズ

今回で第四弾?になるのかな?

全てコンプリートされているお客様も多数いらっしゃるシリーズですね。

今回は夏を意識したアイテムをリリースいたします。

 

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ベースとなる型は、ワークテイス溢れる七部袖のロースタンドカラーシャツ。

30番手の太番手綿糸を巻き縫い、空環仕様で縫製したラフでヘヴィーデューティーなWork Shirts。

 

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印象的なロースタンドカラー(低めの立ち襟)が、ワークテイストを醸し

さらに、夏の着こなしにベストマッチする爽やかさを演出します。

 

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そう、これだけラフな雰囲気を醸しながらも

使用するマテリアルは、あの"Sea Island Cotton/シーアイランドコットン"(海島綿)

しかも、140番双糸の最上級マテリアル。

オーダーシャツの経験がある方ならご存知かもしれませんが、140番手というと極めて細番手の糸

これを緻密に織り上げた生地が今回のマテリアル。

Sea Island Cottonの140番双糸仕様の生地は、他生地メーカーのリリースする140番生地よりも

キメが細かくヌメリ感を感じていただける生地です。

兎に角、高級仕立て系のオーダーシャツメゾンでもトップランクに位置付けされるのが、こちらの生地です。

 

 

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そんな生地を、こんなにラフなディテールに落としこんでしまうという例は

前代未聞な事でしょう。

御覧下さい・・・このキメ細やかな生地に、太番手(30番)の、しかも綿糸でガッツリ縫製。

ここまでやってしまうと、海島綿協会に怒られてしまうんじゃないか?と心配になる程(笑)

なんで綿糸を使うかって?

そりゃ、このボコボコに出るパッカリングが楽しいからでしょ。

 

 

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袖末端も、カフス無しの三つ織り仕上げという潔さ。

是非、プレスなんかかけずに、洗いざらしで楽しんでいただきたい。

 

 

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使用するボタンは表面マット仕上げの高瀬貝ボタン。

ここで白蝶貝ボタンを使用せず、あえて黄色味のある高瀬貝をチョイスする所が俺流(笑)

 

そして、じっくり見ていただきたい。

縫製糸(30番綿糸)は、なんと淡いPINKなんですね。

全ての縫製糸に、この30番綿糸PINKを使っております。

これ、中々洒落が効いてると思いませんか?

 

※シーアイランドコットンに関しては→コチラをクリック!※

ご説明が長くなりますので、上記リンクのページよりご確認下さい。

 

 

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さて、着用してみましょう。

 

画像の人物はサイズ38(M)を着用しております。

一度洗いをかけており、勿論プレスもかけていない洗いざらしで着用。

この感じが着かたとしてはおススメです。

比較的タイトに、着丈を長めに設定しておりますので古物感が出ておりイイ感じ。

夏時季には、ショートパンツとコーデいただくと このShirtsは本領発揮となるでしょう。

 

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バックシルエットもスッキリと綺麗。

画像でも判断いただけるであろう、生地の高級感。

それは、実際手に取っていただくと、さらに その良さを実感いただける事かと思います。

 

 

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THE Y.M. WALK ON×MUSHMANS

3/4 GRANDAD SHIRTS

140/2 Sea Island Cotton

WHITE

 

こちらのアイテムは7月2日(土)に発売いたします。

オンラインショップでのリリースも、同日の11:00よりお申し込みいただけます。

総数限定15着と、極めて少量生産となりますので、勝手ながらお取り置きには対応出来ません。

7月2日(土)に限定的に来店いただく、Sea Island Cottonに対する造詣の深いWALK ON スタッフ植木氏

氏よりこの生地についての興味深いストーリーを聞き出し

このShirtsと共に、この夏を迎えていただきたい。

 

 

 THE Y.M.Walk on
2016-17 FW Collection Exhibition


日時
2016年7月2日()・7月3日() 2days

場所
MUSHMANS 店舗

 

 

 

皆様の御来店を、スタッフ一同 心よりお待ちいたしております。土下座

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Rios of Mercedes とのコラボレーションモデル 第三弾の登場です!!

 皆様こんにちは楽しい MUSHMANS代表の藤田ですグッド

 

梅雨らしい日々の続く今日この頃でございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

ヨーロッパでは英国のEU離脱が住民投票によって本決まりとなり、これからの先行きが思いやられるところでもございます。

日本でも、これから参院選・東京では都知事選と続きます。

今まで以上に慎重に票を投じるに値する人物を見極めなければなりません。

これを御覧になってくれている皆様や我々が、毎日毎日 体力と神経をすり減らし、やっとの思いで捻出している各種税金。

その血税を我が物顔で振り回す輩や、訳の解らない夢物語しか語れない、行動の伴わない輩に 誤って投票する事のなきよう、慎重に選挙に接しなければなりませんね。

人の事はとやかく言える人間でもないのですが、それにしても、ワイドショーのコメンテーターの稚拙さには閉口しますね・・・昔からあんなでしたっけ?? 見ていて気分が悪い。

 

 

 

 

さてさて、そんな暗澹たる時世と気候をぶっ飛ばすアイテムで、大いに気分を晴らしますよエクステンション

 

 

 

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Rios of Mercedes×MUSHMANS

Roper Boots

"FORCE-3"

Orange×Black×Horse Butt Black

 

今回で第三弾となる、Rios of Mercedesとのコラボレート作エクステンション

Rios of MercedesのRoper Bootsのスタイリングと履き心地の良さは、様々なブーツを愛用している

ヘヴィーユーザーからも賞賛されるクオリティー。

さらに、我々の考えるリオスらしさを融合させた"FORCE"シリーズは

多くのお客様より評価をいただき、新たなRios ファンを数多く輩出しているモデルです。

 

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今回はヴァンプマテリアルをHorse Buttのまま、カラーリングをBlackに変更。

このHorse Buttは適度なしなやかさの中に、確固たる強度を持ち合わせ

さらにHorse Hide(馬革)ならではの軽量さによって、季節・天候・スタイルを問わず

とにかく"使える"マテリアル。

 

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そして、印象的なシャフト部分はキッドスキン(仔ヤギ)のOrangeとBlackのコンビネーションカラー。

毎回言いますが、無地のRiosなんてRiosじゃねー。(言いすぎました・・)

装飾や飛び抜けたカラーリングこそ、このブランドの真骨頂であると勝手に思っております。

だからこその、極限まで遊び尽くすカラーとデザイン。これに限ります。

普通に履いていると、普通の黒いローパーブーツであるものの・・

例えば、脚を組んだとき

例えば、大きく踏み出したとき

そんな、ちょっとした瞬間に牙を剥くシャフトのデザイン。

これが最高にお洒落なんじゃないかと思っております。

 

 

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今回、ヴァンプ部分のステッチワーク"Bug&Wrinkles"はスタンダードデザインながら

ステッチカラーをオレンジに。

新品時は結構映えるカラーですが、履き込むと段々同調してきます。

この感じ、サンプルを作っていなかったので、どう仕上がるか懸念しておりましたが

結果的に、私個人的には"成功"だと思います。

ココ、目立つから嫌だという方には、ある程度新品時から同調したカラーになるよう

加工する事も可能ですので、ご希望の方はお申し付け下さい。

 

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ソールも前作同様のEVA CREPE SOLE。

今回はヴァンプカラーに合わせてBLACKにしました。

そしてSOLE SAVORも装着済みです。

このクッション性と軽さ、ただ軽いだけじゃない、バランスの取れた履き心地。

それは、歴史に裏打ちされたものなのでしょう。

ミッドソールはダークブラン着色によって、引き締まった印象になりましたね。

 

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さて、履いてみましょう。

まずは王道のDENIM PANTSから。

合わない訳がありませんよ。

どんなシルエットのデニムでも、このブーツはシャフトが細めですから 裾が乗っかってしまう事はありません。

そして存在感のあるヴァンプは、どんなシルエットのPantsを穿こうとも、負けてしまう事がない!

この独特のRios シルエットは、他の追従を許さない黄金比でございますね。

MUSHMANS別注モデルのCENTINELA Lightning Flameとの相性も最高です。

 

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続いて、先日20本限定でリリースしたDapper'sとのコラボモデルとコーデ。

こういったワークスタイルとの相性も良く、かなり太めなシルエットのボトムと合わせても

しっかりと存在感を保つのがRiosの良いところ。

この夏もガンガン活用いただけますね。

 

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ここまでRiosの良さばかり語ってきましたが、良さばかりではございません。

このRios、非常に大きな問題点がございます。

これは、どうやっても解消されない問題点です。

 

それは・・・

 

一度履くと止みつきになり、何足も所有したくなってしまうという中毒性。

MUSHMANSでも、依存症になってしまったお客様が多数いらっしゃいますので

予め、この中毒症に関しましては御理解のうえ、お買い求め下さいませ。

この中毒性に関するクレームは一切受け付けませんので、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

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歴史に裏づけられる

アメリカの旧き良き時代を継承するブーツブランド。

そこに介在するのは、懐古主義とモダニズム。

この両者が介在する事によ生み出す

熱狂的信者。

ブーツとは、日常であり

ブーツとは、労働

しかし

ブーツとは宗教的な"熱"でもあるのだ。

 

 

 

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Rios of Mercedes×MUSHMANS

Roper Boots

"FORCE-3"

Orange×Black×Horse Butt Black

 

 

※ストックに関しまして※

今回は前回の納期トラブルを避ける為、先行予約の受付は実施いたしませんでした。

その為、オンラインショップにて表記されているサイズが全てとなっておりまして

御納品に関しましては、即納が可能です。

但し、完売の際はオーダーが不可能ですので、予めご了承下さいませ。

 

※サイズに関しまして※

リオスは通常のサイズ感よりも小さいサイズ感になっております。
・リオス 5.5 D → 通常 4.5〜 5 の方にマッチします。

・リオス 7 D → 通常 6〜 6.5 の方にマッチします。

・リオス 7.5 D → 通常 6.5〜 7 の方にマッチします。

・リオス 8 D → 通常 7〜 7.5 の方にマッチします。

・リオス 8.5 D → 通常 7.5〜 8 の方にマッチします。

・リオス 9 D → 通常 8〜 8.5 の方にマッチします。

・リオス 9.5 D → 通常 8.5〜 9 の方にマッチします。

・リオス 10 D → 通常 9〜 9.5 の方にマッチします。

・リオス 10.5 D → 通常 9.5〜 10 の方にマッチします。

サイズに関しまして、ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「1」・・・出港の時


速度を上げるばかりが、人生ではない。
〜ガンジー〜



 

北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「1」
出港の時
 


生ぬるい生活が続くと、人間の目は虚ろになる。
朝、己の目にそれを感じたら、その時が旅立ちの時。

可能なのか?不可能なのか?
どちらの可能性も不確定なら、やってみないと解らない。

15年ぶりに宗谷岬を目指す。
限られた時間の中で
二泊三日の北海道アタック。
雨の北海道を縦断する旅。
そして、今シーズン満を持してリリースする二種のオリジナルレザーコレクション
の検証と耐久テスト。

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今回の旅の相棒
Harley-Davidson
2001 FXDX
10代20代の頃は、嫌いな部類に入っていた車種であったものの、30代に入りようやく
気持ちが落ち着いたのだろう、自分もこの車種を受け入れ、この車種も俺を受け入れて
くれる年代に入ったという事だ。
本当はもっと旧い車種を選びたいところであったが、ヴィンテージはきっと君を受け入れない
そう言われた。
きっとすぐに壊してしまうだろうと。確かに。。
ただ、キャブ車である事だけは妥協出来なかった、今の俺に丁度良い車種なんだろうと思う。

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今回の旅は三台。
Harley×2 (野末氏・藤田)
BMW×1 (斉藤氏)

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見送りに来てくれた皆に感謝。

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いよいよ出発の時。

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時間を合わせて見送りに来てくれた、かつての仲間。
次は絶対に共に行こう。




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フェリーを目前にテンションが上がる。
そして乗船。

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恒例になった甲板でのスコッチ。
海上のスコッチ程、身体にやさしいものは無い。
これからの不安と寒さを和らげ、高揚感の抑制と判断力の強化。
それらに全て効く薬のような物だ。
日は沈みかけ、明日からの戦いに備える。

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と、まあ、男三人集まると船室もこんなもんだ。
だらだらとしていられるのも、今のうちだけ。
北海道の辛さを忘れているのか?
忘れていたのは、俺も同じだ。

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遥かなる北の大地が見え始める。
空気は乾き、身を斬る風が心地よく。
優しく映る大地がこれから牙を剥こうとは、誰一人思いもしなかった。

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フェリーからの下船直前。
何故前に写る野末号の荷台にガソリン携行缶が搭載されているのかって?
そりゃ、7リッターしかガソリン入らないからですよ。




今回のスケジュール。

[初日]
14:30 苫小牧港 → 22:00 稚内到着宿泊

[二日目]
8:00 稚内出発→宗谷岬→18:00 美瑛到着宿泊

[三日目]
9:00美瑛出発→麓郷→16:30 苫小牧港 フェリーチェックイン

スタート出来る時間は昼過ぎであるし、最終日のフェリー乗船は16:30と制限だらけのスケジュール。
我々に与えられた時間は48時間。
その48時間の中で、北海道を縦に切り、目的の場所には確実に立ち寄るミッション(笑)
しかも、燃費のそれほど良くない三台のマシンに、その中の一台はガソリン搭載可能量が7Lと驚異的。
しかも、二日目・三日目の予報は"雨"
これは一筋縄でいかない旅になるだろう。



そして、今回の"宗谷アタック"を敢行するにあたっての"大義名分"である

2016 MUSHMANS LEATHER SERIES
Double Riders Jacket 【CYCLE CHAMP】
INDIANA Style Leather Jacket 【Adventurer/アドヴェンチュラー】
この2モデルの徹底検証テストラン。
これらの結果も楽しみにしていただきたい。



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MUSHMANS LEATHER
Double Riders Jacket
【CYCLE CHAMP】
Original Horse Hide


過酷なテストに耐えうる堅牢さを持っているのか?


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MUSHMANS Original Leather Series
INDIANA Style Leather Jacket
【Adventurer/アドヴェンチュラー】
BADALASSI Nappa Lux "MOST"


名ばかりのAdventurerではなかろうな?





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臆する事無く、走り続けろ。
命の続く限り、道の続く限り、前に進むんだ。


その先に、何があるか?


そんな事、知っているヤツなんていないんだよ。
だから、やってみるんだ。






北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「2」・・・"遥かなる大地" へ続く。

 

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