THE FEW A-2 入荷!!
皆さん、こんにちは【Mushmans】代表の藤田です
昨日アップされましたブログに、「明るいうちから一杯ひっかけに行く代表」的な内容がありましたが・・・
着用しておりました真っ赤なJACKET同様、真っ赤なウソですので皆さん本気にしないで下さい
真面目にお仕事しております
昨日ブログのアップ直後に来店されたお客様に、きっと証言頂けると思いますが・・・「SEMI DRESS」御購入有難うございました。
さてさて、昨日当店にTHE FEWより「A-2 AN9-005 BADALASSI」が届きました。
RAINBOW COUNTRYに続き、非常に感動する仕上がりですので 皆様と共有したいと思います
こちらが、その「A-2」
ROUGH WEAR社の「ORDER No AC16159」をTHE FEWが実名復刻したモデル
ちなみに、当店取扱いのRAINBOW COUNTRY 「A-2 HAND FINISH」 もROUGH WEAR社の実名復刻モデルで、「ORDER No AC16159」ですので、同じモデルをもとに作られています。
「AC16159」はROUGH WEAR社が大戦開戦初期(1941年頃)に、米陸軍航空隊に納入していたモデルで大型な襟が特徴的です。
と・・・細かいディテールのお話は非常に長くなりますし、さらに詳しい諸先輩方のHPを御覧いただくとして、本日はこの「A-2」に使用されているBADALASSI CARLO(バダラッシ・カルロ)社の革についてお話させていただきたいと思います。
BADALASSI CARLO(バダラッシ・カルロ)社と聞いてピンときた方もいらっしゃるかと思います、高級財布や鞄等に使用されるイタリアはトスカーナ地方の名タンナー
このバダラッシ社は、およそ30年前「革学校」の教授を務めていたCARLO BADALASSI氏が、氏の持つ理論と技術を形にすべく立ち上げられた企業で、会社規模は非常に小さいながらイタリア古来の伝統製法「バケッタ製法」を継承する数少ないタンナーであります。
この「バケッタ製法」イタリア サンタクローチェ地方で1000年以上もの歴史を持つといわれる製法で、家畜牛のすね骨やかかとの骨を煮て作られる牛脚油で加脂する製法の事、加工に時間が掛かり過ぎるという短所があるものの、使い込んだ時に「最高のアジ」を醸し出し、油分が抜けにくいという長所があります。
我々には、この「最高のアジ」欠かせませんよね
余談ですが、バダラッシ社の牛脚油レシピ当然社外秘なのでしょうが、一説によると牛さんの「脳みそ」等も含まれているらしいッス・・・魔女のスープみたいでそそられますね
そんな、古(いにしえ)の製法を今に継承しタンニングされるBADALASSI CARLO社のステアハイド、新品状態から独特の雰囲気を放っており 上質な革ならではのコシを併せ持っております。
納品され陳列された初日より、店内にはバケッタ製法の恩恵とも思われるBADALASSI臭が広がっており 革好きにはたまらない空間です
このレザーがどのような経年変化を魅せてくれるのか?想像するだけでワクワクしちゃいますよね
銀面の表情を少しだけお楽しみください。
という訳で、BADALASSIの事を簡単に説明いたしましたが・・・
実は、このBADALASSIの革を使った製品の別注企画を、某有名メーカーと進行中です
詳細は企画が具体化した時点で公表します お楽しみに
- 入荷情報
- comments(0)
- posted at 12:50